聞き上手 ポイント

【決定版】婚活に活かせる会話術 !! 聴き上手になるための3つのポイント

聞き上手の人と話していると、とても楽しい気分になれますよね!今回は、相槌の「さしすせそ」、「オウム返し+5W1Hの質問」、質問の仕方の一工夫など、誰でもできる『聞き上手』になるためのポイントをまとめました。

婚活の場面で初対面の人との会話に自信が持てない、というお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。緊張や相手の印象を気にしすぎることで、会話がスムーズに進まないこともありますよね。

  • 緊張する
  • 人見知りしてしまう
  • 相手にどう思われるか過度に気にしすぎてしまう
  • 何を話せばいいかわからない
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひこの記事の「聴き上手になるための3つのポイント」を婚活に取り入れてみてください。

会話で好かれる聞き上手になる

会話で好かれるためには、自ら話すことよりも相手の話を聞くことに重きを置きましょう。
「あぁ、また○○さんと話したいな」「今日は色々話せて楽しかったな」と思ってもらうには、「相手の話に真剣に耳を傾ける」が大切です。

ただし、聞き上手を勘違いしている2つの事例もよく見かけますので、まずは聞き上手ってどんな人なのかを見ていきましょう。

【聞き上手の勘違い事例 ①】
話すのは苦手だけど聞くのは得意!

聞き上手

  • 「話すのは得意じゃないけど、人の話を聞くのは得意です」
  • 「自分で話すより、人の話を聞く方が好きです」
  • 「人の話を聞いている方が楽です」

このようなことを言う人って結構お見掛けしませんか?どちらかというと男性に多いような気がします。

まず、結論から言ってしまうと、一定の会話力が無いと聞き上手にはなれません
ですので、「話が苦手」という時点で、それは上手に会話を聞けているのではなく、ただ相手の話を聞いているだけということになってしまいます。

往々にして、このような自称聞き上手の方と会話をしていると、話をする方は非常に疲れますし、会話もほぼ盛り上がることはなく終わります。

【聞き上手の勘違い事例 ②】
相槌はあっても、話を広げたり掘ったりする会話がない

聞き上手の一つに相槌がありますが、中には決まりきった相槌しかなく、表面的な会話がダラダラと続いてしまうという人もよく見かけます。

聞き上手というのは、相手が話したいことをスラスラと話せるように、会話を上手に誘導していく能力です。相槌もその誘導の一つとして有効ですが、あくまでもテクニックの一つであって、相槌をしているだけでは聞き上手にはなれません。

聞き上手 相槌

聞き上手=ちゃんと自分の話もできる

本物の聞き上手というのは、実は話す方もとても上手なんです。 なぜなら、話しが上手だからこそ、相手にも上手に話しをさせてあげることができるのです。

聞き上手 話がうまい

でも安心してください。本物の聞き上手なんて数万人、数十万人に一人のレベルですので、そこまでのスキルは必要ありません。「なんかこの人と話してると気負わず自然と会話が進むなぁ」と思ってもらえるレベルで十分です。

一般的な聞き上手の方の会話のポイントを3つに分けて説明しますので、ぜひこれからの会話に取り入れ活かしてみてください!

誰でもできる『聞き上手』になるためのポイント

聴き上手になるための3つのポイントを紹介します。

ポイント1 相手の話に真剣に耳を傾ける 

                   

良い姿勢や表情

笑顔がない。姿勢が悪い。「聞く態度」次第で好感度は一気に下がってしまいます。
相手の話をしっかり聞くために姿勢を作りましょう。

 
  • 身体の向きが90度になるようにし、身体と頭を相手に向ける。
  • 腕を伸ばして触れるかふれないか程度の距離感を保つ。
  • 初めは前傾姿勢で聞き、徐々に自然な姿勢にもどす。”少しだけ”前かがみ、前のめりになって聞くと、「自分の話に興味を持ってれているんだな」と相手に好印象を与えます。
  • 女性は足を軽くそろえる。
  • 男性は足を開きすぎず、肩幅を超えて開かないように。
  • 手は握らず話の内容に合わせて手を動かす。

口元

  • 「口角をあげながら」相手の話を聞くようにする。
  • 相槌・合の手はしっかり口を開ける。ボソボソ声にならないように。

視線

  • 目は口程に物を言います。相手が話している最中によそ見をすると、自分の話に興味がないんだなと気持ちが冷めてしまいます。
  • 話を聞く時に「きょろきょろ」と泳ぐような動きや、極端な大きさの目つきは避けましょう。
  • 上目遣いではなく相手と平行にする眉間の辺りに視線を持っていき、視線を外す時は上に外し、話し始める前や考える時は上を見て話し始めたら戻す。
  • 相手をしっかりと見つめる際には、力を抜いて自然に行いましょう。

  • 身につけているものや顔・髪は触らないようにしましょう。
  • 無意識にスマホをチラチラ見てしまう人もいます。話している相手は興醒めするので気を付けて。

中断せず最後まで聞く

  • 相手が話している最中に中断せず、相手の話を最後まで聞きましょう。自分の話を始める場合には、相手の話を最後まで聞いて、「そうなんですね」「あ〜確かにそうですね」など相手の話しをしっかり受け止めてから、自分の話を始めるようにしましょう。
  • 相槌もタイミング良く。話に被さると会話のリズムが悪くなります。

NGな会話

  • 相手の話しを最後まで聞かないで、先回りして相手の言いたいことを言ってしまう。
  • 相手の話すことに否定的な返事を被せる。
  • 自分の話に持って言ってしまう。
  • 相手の話に対して持論を語ってしまう。
 

ポイント2.アクティブリスニング(積極的傾聴)

                  

相手の話に対して適切なタイミングで質問を投げかけることで、より深い理解が得られます。

質問の仕方

質問には、「はい」「いいえ」で答えられる「クローズドクエスチョン」と、「はい」「いいえ」では答えられない「オープンクエスチョン」があります。
アクティブリスニングの場合は、話が広げられる「オープンクエスチョン」が向いています。質問ばかりでは相手もストレスを感じるため、適切なタイミングを見て質問することが重要です。

相手に質問をする際の注意点は以下の通りです

1.相手の興味に合わせる

相手の立場や視点に立って、相手が興味を持ちやすいトピックを選びます。

2.オープンエンドの質問を使う

オープンエンドの質問は相手に自由な回答を促すため、情報を引き出しやすくします。

3.聞き手が興味を持っていることを示す

質問を通じて相手の話に真剣に興味を持っていることを示します。

4.わかりやすく話す

質問が分かりやすく、相手が答えやすいようにします。

5.相手の反応を注意深く観察する

相手の表情や声のトーンから、質問が相手にとって適切であるかどうかを判断します。

6.フォローアップの質問を考える

相手の前回の回答に基づいて、深堀りするためのフォローアップの質問を考えます。

バックトラッキング

相手の立場に立ち共感し、受容する姿勢が大切

バックトラッキングとは、相手が話した言葉を「オウム返し」のように繰り返すことです。オウム返しは相手の話を聞いている意思を示す方法であり、会話をスムーズに継続させる重要な手段です。

バックトラッキングには、3つの方法があります。

① 相手の話した「事実」を返す。(事実バックトラッキング)

相手が話してきた言葉をそのままオウム返しする形です。

相手: 「昨日北海道に行ったんだ」
あなた:「あ、北海道に行ったの」
相手: 「雪が降ってたよ」
あなた:「雪が降ってたんだ」

② 相手の話を「要約」して返す。

話の内容の事実を確認したり、話を要約したりして確認する。
相手の話を要約して返すことで、相手の言っていることを理解しやすくなります。また、バックトラッキングを使うことで、相手の話に対する注意深さと理解を示すことができます。

相手 「先週の土曜日、公園でサッカーをしたんです。」
あなた: 「先週の土曜日、公園でサッカーをしていたんですね。」

相手 「今週末は映画鑑賞に行こうと思っているんです。」
あなた「今週末、映画鑑賞に行く予定ですね。」

③ 相手の話した「感情」を返す。(感情バックトラッキング)

相手の話の内容+相手の感情を表現する。

相手が、自分の感情を表す言葉「うれしい」「たのしい」「かなしい」「つらい」、そういった感情を使ってきた時に、その言葉をバックトラッキングする形です。相手の話した単語をそのままバックトラッキングすることが、この話法の基本になります。

感情は、特に相手の無意識に影響を与え、「この人はわかってくれているなぁ・・・」とあなたへの信頼感を生み出すことができます。しかし、相手が感じている感情の言葉がズレていると、相手が違和感や抵抗感を持ち始めます。

言いたいことは同じでも、使っている言葉が違うと、
ちょっと言いたいことと違うんだよな・・・
この人私の話をちゃんと聴いてくれてるのかなぁ・・・
なんか微妙にこの人と合わないなぁ・・・

と、いった気分や気持ちを生み出します。

OK
子ども:「ママ、今日道でころんじゃった・・・もうイヤ」
 母 :「ころんじゃったの・・・いやだったねぇ」

NG
子ども:「ママ、今日道でころんじゃった・・・もうイヤ」
 母 :「ころんじゃったの・・・ちゃんと気をつけて歩かないと」

事実や感情、気持ち、要約のどれが一番大事かというと、その場面によって異なりますが、どの種類でも外せないのが、相手の使った言葉であり単語です。繰り返しになりますが、言葉や単語をしっかり聴き取るようにしてください。

距離を縮める「バックトラッキング」

「オウム返し+5W1Hの質問」をする。

オウム返し
 +
5W1H=誰が(Who)、いつ(When)、どこで(Where)、なぜ(Why)、何を(What)、どうやって(How)

とすることで、会話のキャッチボールの幅がグンと広がります!

Aさん「昨日紅葉観に行ってきたんです」
Bさん「紅葉を観に行ったんですね!(オウム返し)+誰と行かれたんですか?(5W1Hの質問)」

Aさん「家族と一緒に旅行に行ったんです」
Bさん「家族と一緒に旅行に行ったんですね!(オウム返し)+どこに行いかれたんですか?(5W1Hの質問)」

相手が言った言葉を繰り返す事で、明確に「あなたの話を聞いていますよ」というサイン送る事ができます。こうする事で、相手は「この人は自分の話をちゃんと聞いてくれてるな」と安心をして、もっと話そうと思うのです。

ポイント3.非言語コミュニケーションを効果的に活用する

   

人は誰でも自分の気持ちに共感して欲しいもの。相手の感情や意見に共感や理解を示し、共感の気持ちを伝えます。実は、相手に与える影響の大部分は非言語コミュニケーションによるもので、その割合は9割にも上ります。言葉だけでなく姿勢や表情、声のトーンなどの非言語要素が重要です。

相手が気持ちよく話せるようにするためにも、聞き手は「相手の言いたいこと」を考えながら聞く必要があります。相づちは相手の話をきちんと聞いていると示して、コミュニケーションには不可欠です。

聴き上手になるための相槌

  1. 相手の話しをしっかりと聞き、すきなもの・事柄・人物を覚える。
  2. 相手に興味を持つ。
  3. 共感と感想を含ませる
  4. 事柄よりも相手の思考や感情にフォーカスする。
  5. 相手の話のリズムに合わせる
  6. 心の中でカウントする。
  7. 最後まで聞いて相槌を打つ。
相手に合わせた相槌
  1. 速いテンポで打つ人には、こちらも速く。
  2. ゆったりとしたテンポで打つ人には、こちらもゆっくりと
  3. 深く打つ人に、こちらも深く
  4. 浅く細かく打つには、こちらも浅く細かく
相槌の声とトーン
  1. 声のテンポを合わせる
  2. 音程を合わせる
  3. 音量を合わせる
  4. 間を合わせる

相槌の「さしすせそ」

「料理の基本さしすせそ」のように、実は、あいづちにも「基本のさしすせそ」があります。
その種類はさまざまで、シーンごとに使い分けていくと、非常に効果的です。

さすが(承認欲求が最も満たせる相槌)

「さすが」という言葉には、相手の実力が期待通りだというニュアンスもありますよね。
「さすが」という言葉をかけるのは、それだけ相手のことを普段から認めているということの表れです。こういった意味でも、「さすが」という言葉はコミュニケーションを取るうえで有効な相槌だと言えそうです。

しらなかった(成功者と友人になれる相槌)

相手の知らないことを自分は知っている、といった優越感を持つことができます。
例えば、相手が得意分野のことを話す時、「知らなかった!もっと知りたい!」と言ってみましょう。連発するのは控えた方が良いです。

すごい(自己重要感を満たす相槌)

「すごい!」「素敵!」という言葉は、感嘆・称賛を表す時に一番使える相槌でしょう。
基本的に人は、褒めてくれる人や気分を良くしてくれる人に対して好印象を持つものですよね。コミュニケーションを円滑に進めるために、役に立つ相槌の1つです。

「絶対」「センスがいいですね」(是認欲求を満たす相槌)

その人の好みや空気感、人間性といった全体感に対する褒め言葉とも取れますよね。使い方やニュアンスによっては、少し上から目線からの発言のように捉えられてしまうことがあるので注意が必要です。

「そうですね」「そうなんだ!」(人間関係の基盤をつくる相槌)

「そうですね!」という相槌は、相手の意見に共感し肯定している意味合いになります。「そうなんだ!」という相槌は、「知らなかった」と同じ意味合いを含む言葉。もし相手とは異なる意見を述べるとしても、まずは「そうですね!」の相槌で相手の意見に共感を示して肯定しましょう。それから自分の意見を述べた方が相手はあなたの意見を受け入れやすく、人間関係も円滑にいくでしょう。

相槌の後にも会話を続けられるように、相手の言葉を繰り返したりさらに深く掘り下げたりなど、相手に対して興味深い質問を投げかけ、魅力的な会話ができるようにしてみてくださいね。

質問の仕方を一工夫する

相手に質問をする際の注意点は以下の通りです

1.相手の興味に合わせる

相手の立場や視点に立って、相手が興味を持ちやすいトピックを選びます。

2.オープンエンドの質問を使う

オープンエンドの質問は相手に自由な回答を促すため、情報を引き出しやすくします。

3.聞き手が興味を持っていることを示す

質問を通じて相手の話に真剣に興味を持っていることを示します。

4.分かり易く話す

質問が分かりやすく、相手が答えやすいようにします。

5.相手の反応を注意深く観察する

相手の表情や声のトーンから、質問が相手にとって適切であるかどうかを判断します。

6.フォローアップの質問を考える

相手の前回の回答に基づいて、深堀りするためのフォローアップの質問を考えます。

相手が話してくれたことに「貴重なお話しをありがとうございます」等と感謝の意を示すことも大切です。自分と意見が合わない人と話すことは、自分の見識を深めるチャンンスです。仮にお相手の意見が自分とは違っていると感じたりしても、否定をするのではなくて、一度受け入れる姿勢を持ってみることが大切です。「そうですよね。そういう考え方もありますよね。」というような柔らかい切り返し方で伝え、相手の意見を尊重しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

聞き上手とは、ただ話を聞いているだけということではなく、相手が話しやすい流れを作ってあげたり、相手が聞いてほしい部分を掘り下げてあげたり、相手が話していて楽しいと思ってもらえることが大事です。

今回の記事では、多少自分からの話が得意ではなくとも、上手に相手に話をさせてあげられるコツを紹介させていただきました。 あなたもぜひ聴き上手になって、出会いのチャンスを逃がさないようにしましょう。 素敵なお相手と出逢えますように!

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