ディズニープリンセスたちから学ぶ婚活術
時代を超え、世代を超えて、世界中で愛されているディズニープリンセスの物語。ディズニーのプリンセスたちには、ユニークで異なる優れた人柄や特性、そして信念があります。
時代が移り変わるにつれ、プリンセスたちもその時代に求められるような女性として描かれています。今回の記事では、プリンセスの性格から婚活の成功の鍵をご紹介します。
白雪姫やシンデレラの時代
1937年の『白雪姫』を皮切りに、『シンデレラ』（1950年）、『眠れる森の美女』（1959年）などのプリンセスたちは、幸せな結婚を夢見て、ひたすら王子様を待ち続ける受け身的な女性像が強調されていました。「眠りの森の美女」では100年の眠りについたオーロラ姫を王子様が救います。気立てが良く、優しくて、（しかも）美しい女性が不遇な環境や絶体絶命の危機から王子様に奇跡的に救われ、末長く幸せに暮らすという物語。
物語に影響を与えた時代背景
白雪姫やシンデレラたちは、家父長制が支配する厳しい状況から抜け出すためには、王子様との結婚が必要であると信じられており、その時代には「男性がいなければ何も成し遂げられない」という考え方が広まっていました。このような社会的な風潮は、日本でもアメリカでも見られました。女性は家庭で子供を育てる役割が期待され、一方で男性は外で働くことが主流でした。このような時代背景が、上記のプリンセスたちの物語に影響を与えたのかもしれません。白雪姫やシンデレラたちは比較的受動的な立場に置かれ、幸せが外部（王子様）からもたらされるというイメージが強いです。
色白で黒髪の白雪姫は家事も上手で小人たちに慕われるという家庭的な面も人気なようです。素敵な王子様から一途な思いを寄せられ、ある日突然プリンセスになる設定には女子は憧れるようです。シンデレラのブルーのドレスに憧れる女子も多いでしょう！
「白雪姫」の公開から５０年後
運命の王子を待ち続けるプリンセスから、自分から行動し決断する積極的なプリンセスに変わっていきます。
時代の変化と新たなプリンセス
時代が移り変わるにつれ、プリンセス たちもその時代に求められるような女性として描 かれています。
『リトル・マーメイド』―1989年
見ていて、いつの日かあなたの世界の一員になる――アリエル
『リトル・マーメイド』の主人公であるアリエルは、非常に好奇心旺盛で冒険心溢れる若いマーメイドです。彼女は陸地や人間の文化に対する深い憧れを抱いており、自由を求める姿勢が強調されます。彼女は自分で 人間になって王子の元に行きたいという気持ちで声を犠牲にして足をもらい王子の元に行きます。 自分を犠牲にしてまで好きな人の元に自ら行く積極的な性格であることが分かりますね。物語の中で、アリエルは王子様を救出し、困難な状況でも前向きな態度を貫きます。
『美女と野獣』―1991年
想像もつかないような冒険がしてみたい――ベル
『美女と野獣』の主人公であるベルは、常に知識欲旺盛で理解力があり、優しい心を持つ若い女性です。彼女は読書を愛し、知識を求める姿勢が強調されています。彼女は外見や社会的な地位に縛られず、人々の本質を見抜く能力を持っています。
物語の中で、ベルは自分の夢や目標に向かって積極的に行動し、自己成長を遂げます。彼女は王子様を待つのではなく、自分自身の目標を追求します。
父が野獣に捕まった時に自ら身代わりになる行動とガストンが野獣を退治に向かった時、後から野獣を助けに行く行動からも積極的なプリンセスであることが分かります。
出典：FASION PRESS「東京ディズニーランド「ファンタジーランド」に新エリア誕生、『美女と野獣』大型アトラクションも」https://www.fashion-press.net/news/16753
これまでのプリンセスと王子の関係とは違いベルはお互いを知るごとに時間をかけて愛を育んでいきます。見た目に捕らわれず、時間をかけて相手を知っていくのが大切であると伝えているようです。
時代が進むにつれて、プリンセスたちも変化していき、プリンセスたちは自立し、積極的に行動する姿勢が描かれるようになりました。彼女たちは受動的ではなく、自分の夢や目標に向かって進んでいく積極的な性格が特徴的ですね。
婚活に生かすヒント
白雪姫は優しくて穏やかな性格で、誰とでもすぐに仲良くなれる。森の動物たちとも仲良しで、歌とダンスが大好き。とても前向きな性格で、いつも物事の良い面を見つめられる。大切なのは見た目だけでなく、心の美しさだと教えてくれます。
どんなに辛くても周りに優しくできる、そんな素敵なシンデレラの姿は素敵ですね。
明るくて勇気があり、好奇心にあふれていて冒険が大好き。思いついたらすぐに行動してしまう行動的なアリエルも魅力的です。
勇気があり、その賢さで物事の本質を見極められるベル。
見た目に捕らわれず、時間をかけて相手を知っていくベルの優しさが輝いています。
プリンセスは外見の美しさや可愛さだけでなく、前向さ、勇気や優しさを持って生きた、それぞれの時代で輝いている女性たちです。
未来は自分次第
２０代の女性のご成婚
２０代の女性Fさんはとても前向きな方です。
ご成婚相手の男性会員Mさんとの初めてのデートではお互いに少し緊張してしまい、注文したパスタを食べることに集中してあまりお話が弾まなかったそうです。
２回目のデートは前回のデートを振り返り、お相手のMさんの共通の趣味の話をして、もっとMさんのことを知っていきたいとデートの場所を提案しました。お二人の趣味の一つに読書があり、待ち合わせ場所を本屋に設定しました。色々な本を見ながら、話しをしていくうちにお互いの好みの本が似通っていると感じたそうです。その後のお食事では会話が弾んだようでした。
デート後、Fさんからは初お互いの顔を見て自然に話しができるようになってきましたと報告がありました。また、お二人共シフト制のお仕事でお休みを合わせるのが大変だったようですが、Fさんは翌日のシフトを決める時にはMさんのお休みに合わせて、できるだけ多く会えるようにと工夫されていました。デートの計画の相談で盛り上がり３時間話しこんだこともあったそうです。
一緒にいて楽しいと感じています。交際から２ヶ月が経ちますので真剣交際を前向きに考えています。 Fさんから前向きなお気持ちをお聞きできました。お相手のMさんも同じ気持ちということで、お二人は真剣交際に進みました。
交際は順調に進み、いよいよMさんからのプロポーズ。日葵の花が咲き誇る夏の真っ盛り、ひまわり畑でプロポーズを！というFさんの希望でした。
しかし、Mさんは言い出すタイミングが見つからず、ひまわり畑でのプロポーズは未遂に終わってしまったのでした…仲人の私は、Fさんの気持ちが心配でしたが、Fさんの気持ちは変わることなく次のデートで無事にプロポーズを頂きご成婚に向かうことができました。
ご成婚退会の日、Fさんは１年以内に結婚すると決めていましたとお話ししてくださいました。女性会員Fさんはお相手の気持ちを大切にしながら、時にはリードして、ゴールを目指すことができました。
婚活をする上で大切なのは前向きに活動を進めていくこと。その気持ちを持っていれば、必ず良いお相手と出逢えます。
白馬の王子様が現れるのを待つ白雪姫から、積極的に行動するベルやアリエルのように、受動的ではなく、自分の夢や目標に向かって積極的に進むことができる女性会員様は良いお相手と出逢いご成婚されています。
未来をつくるのは、誰かではなく自分自身。
私の未来は、私が決める。
プリンセスのように進んでいきましょう！
皆さんに良い出逢いがありますように！